さよなら幼稚園 - 2012.03.20 Tue
この写真は、お姉ちゃんと息子ちゃんが通った幼稚園です。
昭和53年に設立し、33年間で1180人の園児たちが巣立っていった幼稚園です。
今日・・・
この、小さな幼稚園の「閉園式」へ行ってきました。
こちらの幼稚園は写真で見るとおり
小さな、小さな幼稚園でした。
けれど、子どもたちのことを何よりも考えてくれる
アットホームな幼稚園でした。
子どもたちもお母さんたちも
この幼稚園が大好きだったのですが
少子化の波の中、この小さな幼稚園は今日で無くなってしまいました。
今ではすっかり、明るく、チャレンジ精神にあふれるお姉ちゃんも
他のお友達と方を並べて頑張っている息子ちゃんも・・・
幼稚園へ通う頃の年齢では
どちらかというと、かなりの「問題児」で・・・
お姉ちゃんは、人見知りがハンパじゃなく
誰の話も聞かず、とにかく母を求めて泣くばかりの毎日・・・
ホッペタに涙の後が塩になって残るほど泣いて
先生方をピカイチで困らせました。
息子ちゃんは、言葉が出るのが本当に遅くて
家族の以外の人とコミュニケーションをとることが出来ず
入園した頃には宇宙語をあやつっては
他の子とトラブルを起こすトラブルメーカーでした。
なかなか母さんから離れられず
泣きながら連行され
泣きながら帰ってきた幼稚園の玄関・・・
泣き顔を洗うために何度も通った
手洗い場・・・
友達とコミュニケーションが取れず
トラブルを抱えては
泣きながら逃げ込んだ、息子ちゃんの退避場所・・・
そんな最初の日々を乗り越えて
だんだん出来ることが増えていった毎日・・・
初めて1人で乗れるようになったブランコも
今ではすごく小さく見えました。
この幼稚園で
子どもたちは初めて家族から離れて
他人と接すること
集団の中で・・・・
チャレンジすること、協力すること、思いやること、ケンカすること
仲直りすること、諦めないこと・・・
本当にイロイロなことを学んで
卒園する頃には・・・
今のお姉ちゃんと、息子ちゃんに変身していました。
その場に立つだけで・・・
あの頃の毎日のドタバタ、余裕の無い日々、楽しかった事件・・・
様々なことが本当に自然に思い出されて・・・
懐かしいやら・・・
切ないやら・・・
だけど・・・
この幼稚園とも今日でお別れです。
明日から・・・
少しずつ業者さんが入ってきて取り壊しが始まります。
そう・・・
たくさんのお母さんと園児たちの思い出を作ったこの幼稚園は
もうすぐ完全に取り壊されて
影も形も、存在自体がなくなってしまいます。
いつも訪れることはなくても
いつかはまた行かれる、会える・・・
そこにあると思うだけで、安心していられる・・・
そう思って過ごしてきちゃいましたが
「無くなる」とは、こういうことなのか・・・と
改めて実感しました。
ここで過ごした日々・・・
たくさんの思い出・・・
ちゃんと、大切に胸にしまって・・・
また、前を向いてちゃんと頑張らなきゃなぁ~
母さんとして、子どもたちやパパさんへの想いを
また強くすることの出来た今日一日でした。
いつまでも、そこに在ることが当たり前だと思っていてはいけないんですよね・・・
↓↓↓
その一つ一つの瞬間を心から楽しまなきゃなぁ~と思いました
↓↓↓
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● COMMENT ●
Re: kuroken さん
こんばんは(^^)
時間の流れは本当に、年々速くなっていくように感じます(^^;)
幼稚園のことも、普段は忘れちゃっていることが多いんです・・・
日々の忙しさにまぎれて・・・
思い出の場所がなくなっちゃうのは、ヤッパリ寂しいものですね(^^;)
でも!前を向いて、今を楽しまなきゃ!ですよね(^^)
ありがとうございます♪
時間の流れは本当に、年々速くなっていくように感じます(^^;)
幼稚園のことも、普段は忘れちゃっていることが多いんです・・・
日々の忙しさにまぎれて・・・
思い出の場所がなくなっちゃうのは、ヤッパリ寂しいものですね(^^;)
でも!前を向いて、今を楽しまなきゃ!ですよね(^^)
ありがとうございます♪
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子供が幼稚園の時期ってほんとにドタバタって言葉が合いますよね、
私ら子供が二十歳過ぎてるのすごい過去のように感じますよー(^^ゞ